外来
地域の中核的な総合病院として、また救急医療の最後の砦として市民の皆様にとって安心できる医療を提供することを目指しています。納得のいく医療、診療体制で銚子市民はもちろん近隣住民の健康を支えます。職員一同、相互に連携・協力し合い、より良い医療の提供のため日々取り組んでおります。
手術室
・手術室数 3室
・年間手術総数 約1000件(外科・眼科・心臓血管外科・整形外科・泌尿器科・産婦人科)
手術室専属看護師と各科外来看護師がチームとなり、連携を図りながら、患者様が安全で安心して手術に臨めるよう努めています。
外科手術は乳房手術、4Kモニターシステムを使用した腹腔鏡下手術を導入しており、手術侵襲軽減を目指しています。
心臓血管手術は弁膜症手術や腹部ステントグラフト内挿術、また近隣施設の中で唯一行われている下肢静脈瘤に対するレーザー治療など新しい治療を提供しています。
昨年度より整形外科手術が行われ、四肢の骨折や加齢などに伴う変形性関節症や手指腱鞘炎、手根管症候群などの多くの疾患に対する手術に対応しています。
医師・看護師・コメディカルが一団となり、最善の医療が提供できるように努めています。
人工透析室
透析室ではオンライン血液濾過透析(O-HDF)や間歇補充型血液透析濾過(I-HDF)を中心としその他、持続緩徐式血液濾過(CHDF)、腹膜透析(PD)、閉塞性動脈硬化症に対し「LDLアフェレシス療法」等の特異的な血液浄化療法を行うことが可能です。また穿刺困難な患者様に対してはエコーを用いて血管の状態を確認しながら穿刺をするエコー下穿刺を行っています。
シャントトラブルに対しては経皮的血管拡張術(PTA)等を行い院内での速やかな対応が可能です。近年、年齢を問わず透析療法を受けられる患者様が増えています。患者様にとって制限もあり大きな不安と心配でいっぱいの事と思います。
これらの不安が少しでも軽減でき、より良い透析生活を送って頂ける為に透析室スタッフ一同お手伝いしたいと思っています。
集中治療室
ICUは個室3床、多床室9床の計12床あります。
外来での初期治療や外科・整形外科・心臓血管外科といった手術の直後など、重篤な患者様を24時間体制で治療・ケアする病棟です。
重症度が高く、急変のリスクがある患者様が多いため、些細な変化にもいち早く気が付き対応出来るようにオープンフロアの作りになっています。
重症な患者様を管理するに当たり人工呼吸器や持続血液濾過透析、大動脈バルーンパンピング等の高度生命維持装置を必要に応じて導入し、主治医・各科の専門医・看護師・臨床工学士・理学療法士といった様々な職種が協力し患者様の予後改善に努めています。
一般病棟
A2病棟
A2病棟は30床で内科・外科・透析科等の慢性期・終末期の混合病棟です。
介護度の高い患者様、社会的支援の必要な患者様を、看護師・看護助手・理学療法士を基本に各種医療チームとの連携を図り看護をしています。
長期療養患者様の入院生活援助やご家族への介護支援を医療連携室のスタッフを交え退院支援のサポートを強化しています。
また、終末期を迎えた患者様とご家族を支え、より良い看取りケアをスタッフ一丸となり行っています。
A3病棟
A3病棟は、すべて個室となっており、内科・外科・眼科・整形外科・化学療法・緩和ケア・感染症など、さまざまな疾患や症状をもつ患者様が入院する混合病棟です。
個室ということもあり、プライバシーが保たれ、静かな環境で治療や回復に集中することが出来るとともに、ご家族とのプライベートな時間を過ごすことで心理的な支えを得ることが出来ます。
また、ACPの支援や疼痛緩和、精神的サポートを行い、患者様やご家族の些細な問いかけにも耳を傾け、医師をはじめ看護師、看護補助者、病棟クラーク、医療連携室、訪問看護や地域と連携し患者様やご家族の気持ちを大切にした退院支援ができるよう心がけています。
急性期から慢性期、終末期までの患者様それぞれの状況に応じて適切な医療や支援が提供できることを目指しています。
F3病棟
F3病棟は慢性期の高齢者に対し、医療ケアやリハビリテーション等の必要なサービスを提供し、また、終末期医療も兼ね備えた病棟です。ナースステーションはオープンカウンターになっており、常に患者様の状態が把握できるようになっています。長期療養患者様も多く、他職種との情報を共有しスムーズに退院、施設入所等行えるように対応しています。終末期では、患者様やご家族が望む形で、穏やかに最期を迎えることができるよう、寄り添った看護を目指しています。
F4病棟
F4病棟は総合内科・外科・心臓血管外科・眼科・耳鼻科・泌尿器科の混合病棟です。内科系では、急性期を脱した心筋梗塞・心不全・慢性期疾患など様々な疾病を抱えた患者様が入院します。また、心臓カテーテル検査・治療や不整脈に対する心筋焼灼術(アブレーション:ABL)を行う患者様も受け入れています。外科系では、消化器系の外科手術・下肢レーザー、眼科の白内障、泌尿器の針生検、化学療法などといった様々な患者様の看護を行っています。鋭い観察力・迅速な対応・きめ細かい対応が求められるため、看護師の経験・知識がとても重要です。不安を抱えている患者様の身体面だけでなく、患者様の立場になって考え看護が出来る病棟を目指しています。