整形外科 診療案内

関節リウマチ

自己免疫疾患で、進行性の関節破壊をきたします。また、病気の状態によっては肺や心臓などの臓器障害も生じます。早期治療、進行期でもしっかりと病気を抑えていくことが必要です
とくにこの疾患は専門医の診療が大切です。

■症状:手足のこわばり、関節痛、関節の腫れ、倦怠感、微熱など

■治療:薬物治療が中心となります。
 病気の状態に合わせて、抗リウマチ薬と言われる薬を投与します。
 *薬物治療について
  メソトレキセート、生物学的製剤、JAK阻害薬など病状に合わせて治療選択を行っていきます。
  症状を軽減し、関節破壊を抑制することが目的となります。
  関節所見、採血検査、画像検査などを通して、各個人に合った治療を行うことが必要になります。
 *手術的治療について
  関節破壊が進行してしまった場合、手術が必要になる場合があります。
  症状改善、進行抑制、機能改善、整容改善などの目的で行われます。
  滑膜切除術、関節形成術、人工関節置換術などリウマチ特有の手術が行われます。
  指、肩、肘、手関節、股関節、膝、足関節、足指など様々な関節に対して行われます。